『伊代の大百科』

| 著作者・編集者 | [著作者・編集者] | ||
|---|---|---|---|
| 出版年 | 1982年 | ||
| 大百科度 | [大百科度] | ||
1982年に出版されたアイドルの大百科。「花の82年組」というのは後世まで語り継がれるわけだが、まだこのデビューして5か月の松本伊代はまだ知らない。だって、伊予はまだ16だから(以下、このフレーズ多用すると思います)。
巻頭フォトアルバム


30ページを超える写真。カメラの前に立つのもまだ慣れてないのかもしれない。だって、伊予はまだ16だから。
想い出の章
幼少期から高校時代までをたくさんのレア写真入りで紹介する章。

ところどころで差し込まれる「想い出ユーモアスキャンダル」というのがユーモラスでなかなかおもろくて、両親は男の子が欲しかったので「西郷隆盛の人形を毎日眺めて念じていれば男の子が生まれる」というのを聞いて実行したがあにはからんや、女の子が誕生したというスキャンダルなどが満載。両親は男の子が生まれるもんだと思い込んでいたので(だって西郷さんにお願いしたからな)ブルーの男の子用のふとんやベビー服などを買い揃えてしまっていたらしい。でも、決して伊予が悪いわけではない。だって、伊予はまだ0だから。目下、西郷隆盛の人形に念じている若夫婦がいましたら是非、違う何かに念じ変えすることをおすすめします!
想い出の作品集というページでは小学校2年の時の作文や絵や版画、粘土などが紹介されている。なかなかどれも上手。小1のときのライオンの粘土とかイラストのNYANKICHIのタイポグラフィとかなかなかヤルのである。
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東京について、次の日は、雨がふっていました。だからママがせんたく物をほせなくてこまっていました。でも私は、てつだわなくていいから、よかったと思いました。その時私はおねえちゃまとカルタとりをやっていました。私は、ママをカルタにさそいました。
「ねえ、ママ、カルたをやりましょうよ。」
「ママは、忙しいのよ。」
と、いってやってくれません。
「じゃあ、一回だけでもいいから。」
「じゃあ、一回だけよ」と、いてやっとやってくれました。
「はい、じゃあママよんで。」
と、私はいいました。
そしたらママは
「ええ、ママが読むの。」とおどろいたようにいいました。
カルタのだいは、マッチ売りのしょうじょです。
「マッチ売りの少女は死にそうになりました」
「ハイ。」と、元気よくおねえちゃまがとりました。
「私が、全部とってみせるわ。」
「とられてたまるもんか。」
と、私がいうと、おねえちゃまが、
「とれるものならとってごらんなさいよ。」と、言いました。
「早くマッチを売らないと、お父さんにしかられる。」
「ハイ。」こんどは、ママが取りました。
「もう、おねえちゃま全部とることができないわね。」
「にくたらしい。」おねえちゃまがくやしそうにいいました。そして、楽しく遊んでいると、五十枚のカルタが終って、ママは、やめて、また仕事を、やり始めました。
『かるた取り』松本伊代 小学2年生
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作文を全文、文字起こしました。情景が浮かんでくるような作文で、伊予はまだ小2だからと言い訳しなくてもいいぐらい素敵な作文だと思います。
スター誕生の章
私生活の章
明日への章
- 書籍データ
- 出版年
- 1982年
- ページ数
- 全 ページ
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